letter7
追 伸
ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました。
私はあなたに伝えたい。あなたは、ひどい扱いをされてもいい存在ではありません。大切に大切に扱われなければならない存在です。
愛し合って夫婦となったはずなのに、自分の妻になった途端に関心がなくなりぞんざいにしか扱わない男には見切りをつけて、あなたの人生を仕切り直しませんか。
浮気をする、繰り返す男は、妻を完全にナメています。
こういうことを飲み会などで平気で口にしているのです。耳にしたことはありませんか?
「俺が食わしてやっているのだから離婚なんてできるわけがない」
「たまに甘い言葉をかけておけば遊んだって大丈夫」
「自分の奥さんには発情しないよな」
「なんだかんだ言って俺から離れるわけがない」
「謝っておけばチョロいわ」
「あいつはもう女じゃねぇから」
「どうせ子ども優先なのだからお返しだ」
「若い女がいいのは男の本能だよな」
すべて言語道断。こんなことを口にして浮気をする男は妻を持つ資格はないのです。
私の方は、スパッと離婚をしてから3年半が経ちました。現在ありがたいことに元夫とは正反対のタイプのしっかりした頼りになる誠実なパートナーと出会えました。かつての結婚生活で空しかったこと、嫌で目をつむっていたこと、寂しかったこと、あきらめていたこと、すべてが解消されています。お互いに子ども(もう成人ですが)の存在もあるため籍は入れていません。事実婚の方がお互いを大事にできていいかなと思っています。
私は元夫に見切りをつけたことで 50歳からの自由な第二の人生を手に入れました。
これというのも、元夫の12年もダラダラ続いた浮気のおかげ。今となっては元夫にお礼を言いたいくらいです。
「妻に向き合わず、いい加減にだらしなく浮気していてくれてありがとう。私は妥協とイライラとあきらめの人生から解放されて、自由と幸せを感じて毎日心から笑っているよ。」